ご存知の方の多いと思いますが、韓国では嫁が姑にご機嫌伺いの電話をする「安否電話(안부전화)」というものがあります。
安否電話
最近では、各家庭によって「毎日」のところもあれば、「週1回」、また「全然電話をしない」と様々なようです。
でも電話をしないと、姑が息子に「電話がない」なんて言うこともあるようです。
また、「安否電話」なんて聞くと、日本人からすれば、「安否?」と大袈裟に感じますよね。
ところが韓国ではこの「安否電話=ご機嫌伺い」ぐらいなので、大袈裟ではないようです。
しかし、この「安否電話」で、色々な問題もあるようです。
安否電話で見る嫁・姑問題
【時代と共に文化に変化も】
嫁から電話がないと怒る姑もいれば、小言を言う姑もいるようです。
しかし、最近では、『嫁からこの「安否電話」がなくても怒らないように、自分から電話しましょう。』というようなことも見かけます。
時代とともに文化にも変化が現れてきているようです。
嫁姑トラブルの避け方
嫁と姑・・・難しく考えると本当に難しいですが、お互い少しの思いやりがあれば、自然とトラブルを避けられることができるのではないかと思う次第です。
しかし、やはり儒教の国韓国。年下が目上の方に従うという習慣はなかなか抜けないようです。
偏見ではなく、これもやはり外国の文化ということを知っておく必要はあるでしょう。
小姑関係も問題?
また、日本でも「嫁と姑」以外に「小姑(義理姉・義理妹)」との関係も問題になる場合が多いと思いますが、韓国でも「小姑(시누이)」関係があるようです。
もちろん、いい関係を築いている方もたくさんいるようですが、中には最悪の関係となってしまう場合もあるようです。
この関係も各国であるようです。
とにかく、これらの関係は切っても切れない縁なので、うまく付き合っていけるよう、努力や思いやりが必要かもしれませんね。
会話
가: 어제 시어미니랑 시누이가 이야기했었는데、 내 욕을…
昨日、義理母と義理姉が話してたんだけど、私の悪口を。。。
나: 신경 쓰지마.
気にしないで
가: 응, 고마워. 근데 시어머니랑 시누이는 내가 있는 줄 몰랐나봐.
ありがとう。でも義理母と義理姉、私がいたの知らなかったみたい