韓国語で「予想」や「錯覚」を表す表現の使い方・例文

    1. 韓国語講座・勉強

    物事を勝手に思い込んでしまったことがありますか?韓国語には、そのようなときに使える「~는/()/()ㄹ 줄 알았다」(~と思った)という文法があります。

    今回は予想や錯覚を表す韓国語表現「~는/()/()ㄹ 줄 알았다」を学習していきましょう。

    韓国語で「予想」や「錯覚」を表す表現の使い方・例文

    動詞

    現在形

    動詞では現在形の場合、語幹に「~는 줄 알았다」(~すると思った)を付けます。

    語幹とは用言の原形からを除いたもののことですね。

    열심히 공부하는 줄 알았어요.

    熱心に勉強しているのかと思いました。

    過去形

    過去に完了していることを言いたい場合は、動詞の語幹に「()ㄴ 줄 알았다」(~したと思った)を付けます。

    語幹の最後が母音で終われば、語幹に「~ㄴ 줄 알았다」を付けます。

    語幹の最後がパッチムで終われば、を脱落させてから語幹に「~ㄴ 줄 알았다」を付けます。

    語幹の最後がパッチム以外のパッチムで終われば、語幹に「~은 줄 알았다」を付けます。

    밥을 먹은 줄 알았어요.

    ご飯を食べたのかと思っていました。

    未来や推測の表現

    未来や推測の場合は、動詞の語幹に「()ㄹ 줄 알았다」(~するだろうと思った)を付けます。

    語幹の最後が母音で終われば、語幹に「~ㄹ 줄 알았다」を付けます。

    語幹の最後がパッチムで終われば、を脱落させてから語幹に「~ㄹ 줄 알았다」を付けます。

    語幹の最後がパッチム以外のパッチムで終われば、語幹に「~을 줄 알았다」を付けます。

    ちなみに、これを「()ㄹ 줄 알다」のように現在形にすると「~が分かる」という能力や方法を表すこともあります。

    비가 올 줄 알았어요.

    雨が降ると思っていました。

    疑問符が付いた男性の頭には、混乱や不確かさを表しています。

    形容詞

    形容詞では事実を知っている場合、語幹に「()ㄴ줄알았다」(~いと思った)を付けます。

    처음에는 쉬운 줄 알았는데 점점 어려워져요.

    初めは簡単だと思っていたのに、どんどん難しくなります。

    推測する場合には、形容詞の語幹に「()ㄹ 줄 알았다」(~いだろうと思った)を付けます。

    한국어 공부를 시작하기 전에는 쉬울 줄 알았어요. 그런데 공부해 보니 어려워요.

    韓国語の勉強を始める前は簡単だろうと思っていました。でも勉強してみたら難しいです。

    存在詞

    存在詞「있다」(ある、いる)と「없다(ない、いない)では事実を知っている場合、語幹に「~는 줄 알았다」(~と思った)を付けます。

    1학년 때는 한국어 공부가 재미있는줄 알았어요. 그런데 진짜 어려워요.

    一年生のときは韓国語の勉強が楽しいと思っていました。でも本当に難しいです。

    推測する場合には、語幹に「~을 줄 알았다」(~だろうと思った)を付けます。

    한국 남자는 모두 멋있을 줄 알았어요.

    韓国の男性はみんなかっこいいんだろうなと思っていました。

    目の前に思考の泡を持つ韓国のビジネスマンのグループ。

    名詞

    名詞には「~인 줄 알았다」(~だと思った)を付けます。

    미국 사람인 줄 알았어요.

    アメリカ人かと思っていました。

    まとめ

    今回の記事では「~는/()/()ㄹ 줄 알았다」(~と思った)という文法表現を取り上げてみましたが、きちんと理解できましたか?

    難しかったと感じた方は、この記事で紹介した例文を見ながら、スラスラ言えるまで何度も口に出して練習してみてくださいね。

    引き続き韓国語の勉強を頑張っていきましょう!

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