韓国の教育改革「自由学期制」とは?

  1. 韓国留学・生活

教育について調べてみると、韓国では2016年、全面的に導入された自由学期制というものがあるようです。

既存の教育と比較してもかなりの違いをみせ、注目を集めているといいます。どんな内容か詳しく調べてみるました。

韓国の教育改革「自由学期制」とは?

自由学期制とは

自由学期制の特徴

「試験がない」こと「進路体験」が代表的特徴ということです。

つまり「自由な学期という考えからなる楽しみという反面、学業が遅れてしまわないか?」という恐れが交差しているともいえるそうです。

これらの教育は現在、中学生が対象になっているようですが、後々、全年齢層にも広がるようです。

교육에 대한 이야기를 해 볼까요?

教育について話してみますか?

自由学期制の中身

教室で韓国教育 (韓国の教育) の文脈で教育問題 (教育問題) について議論する生徒のグループ

中学校課程の中で一つの学期中、学生たちが試験の負担から逃れ、夢と才能を探せるように。

そして討論・実習など、学生参加型で授業に改善し、進路活動など様々な体験活動が可能になるよう、教育課程を柔軟に運用するという制度だとのこと。

また、これらの政策は、フィンランドの教育改革に似ているようです。

토론이나 실습 등을 통해 수업을 한다는 것입니다.

討論や実習などを通し、授業をするということです

自由学期制推進の背景

どうやら、この自由学期制の推進には、2012年OECDの青少年の幸福度が関係しているようです。

韓国は23カ国中、23位という結果を受け、将来に希望がないという思いが急増していたことがあるようですね。

また、海外の教育が成果を見せていることもあり、このような制度が推進されたもようです。グローバル化となった現在では、やはり教育を改革する必要がありそうですね。

これは、日本においてもそうですが、日本はどうでしょうか?2020年には、大学入試がかわりますが、入試方法が変わるだけで教育改革はまだまだですね。

今後、どうなるのか期待したいところです。

한국은 낮은 행복지수

韓国は低い幸福度

未来ある子供達のために

秋に写真を撮る若者たちのグループ。韓国の教育に対する自由学期制のアプローチを紹介する。

この自由学期制は、将来国を担う子供達のためにはいい制度ではないかと思います。

また、現時点では、自由学期と一般学期があるため課題もあることでしょう。しかし、グローバル化に向けては進んでいますね。

これからの成果と期待されるものは大きく、この自由学期制が発展していくこととなれば、現在の教育問題の解決はもちろん、夢と才能を持った人材が生まれることは間違いないでしょう。

韓国も日本も少子高齢化であり、子供達の教育問題は急務です。

今までは、韓国も学歴社会であり、大学入試が一番の山場でした。よく日本のニュースでもその時期になれば放送されていました。

【韓国の今後に注目】

今後、どのように韓国の試験が変わるかということも注目だと思います。

韓国好きの皆さんはどう思われますか?韓国・日本といえば「塾」「学歴社会」というイメージでしたが、少なからず変わっていきそうですね。

一番近くて、一番遠い国なんていう言葉もありましたが、お隣の外国の教育事情や生活の変化なども調べてみるととてもおもしろいですね。様々な韓国を調べてみましょう。

학력보다 아이들의 행복을 생각해야겠죠?

学力より子供達の幸せを考えましょう。

韓国の教育事情

最近の日本や韓国では、児童虐待や不登校が増えているというニュースをよく目にします。今回はその実態を日本と韓国を比べながら見ていきましょう。

虐待児童の増加

日本の児童虐待については、年々通報件数が増え続けているようですね。昨年においては過去最悪の数字を記録し、虐待の増加が止まらないというニュースを目にしました。

韓国では

実はお隣韓国でも、虐待件数は増えていて、連日のように衝撃的なニュースがあるようです。そして、子供の貧困も同じように韓国でも増えているといいます。

【実例紹介】

実際、韓国で起きた事件をご紹介しましょう。当時11歳の子供がとあるスーパーで万引きをしパンを食べていました。

店長が警察に通報すると、その子供は、栄養失調状態で4歳の平均体重にも満たなかったとのこと。詳しく調査をした結果、両親は育児放棄をし子供に食事を与えず、その上、その両親はゲーム中毒であったとのことです。

日本では

では、日本の虐待はどうでしょうか。

暴言をはき心理的に虐待をする親がダントツに多く、続いて、子供の前でのDV・子供を殴るけるなどする身体的虐待・育児放棄や拒否などがあるといいます。

教育の問題点

不登校になる子供たち

また、教育を受ける権利がある子供達ですが、日本も韓国も不登校も増えているのが現実ですね。不登校という概念がない外国もある中、何故、不登校という言葉ができあがったのでしょう。

学校へ行くことが当たり前の時代になった日本や韓国ならではの言葉だとも言えますね。発展国や内紛などが起きている地域では、学校すら行けないのです。

【不登校は教育システムの犠牲?】

また、ホームスクーリングや通信教育・サドベリースクールなどがある外国には、不登校という概念がありません。

偏差値教育のツケが来ていると言わざる負えないのは事実でしょう。本来教育とは学校に行くだけではなく、コミュニケーション力や解決力・自己主張やディベートをする場でもあります。

現在の日本や韓国の教育では、現実問題できないことがほとんどです。

自殺の増加も

ここ数年、日本では中学生の自殺も増え、子供達と向き合えない教師達が増えていることも明らかとなってきています。

韓国でも、教師としての地位のようなものは崩れ去ってしまってきているとのこと。そして先日、日本では、フリースクールの認定断念という、教育後進国といえる決定がされました。新聞やニュースを見ましたが、お役所仕事であり、机上の空論ということがあらわになっていましたね。

これをどう捉えるかは皆さん次第ですが、韓国ではどうなのか調べてみることも勉強になります。楽しく勉強することが一番ですが、実際の韓国を知るには、少し硬いニュースなども役に立つのは確かでしょう。

廊下に立つ韓国の子供たちのグループ。

未来を担う子供のために

何故、このようなことになったのか、少子高齢化という問題をどう捉えているのかを、考えなければならない時代となってしまったようですね。

また、少子高齢化問題は日本も韓国も深刻な問題であり、子供が増えなければ、国力は落ちていってしまうのです。未来ある子供達のために、何ができるのでしょうか。

共働きでもそうでなくても子育てしやすい環境にするにはどうしたらいいのか、子供の貧困などについても、一人一人が真剣に考えなければなりませんね。

問題点は山済み

SNSなどでのつながりが増え、実際に会って会話をする機会も減りつつあります。このようなことも問題を大きくしているのかもしれません。教育に正解はありませんが、子供達の悲しく暗いニュースが減ることを願っています。

会話

가: 대학교에서 어떤 공부를 하고 싶어?

大学ではどんな勉強をしたい?

나: 과학을 공부하고 싶으니까 유학을 가려고요.

科学を勉強したいから留学にいこうかと思う。

가: 목표가 있구나.

目標があるんだね。

韓国語を勉強している方なら知っているであろう韓国の教育事情を、お伝えしたと思います。今回お伝えすることは最近の話ですので、新鮮な部分があれば幸いです。

学歴社会韓国

学歴に英語必須

皆さんもご存じのとおり、韓国も学歴社会で、幼児の時から英語を学ばせたりしていることは事実です。最近の韓国では、就職するとき英語は話せて当たり前になってきているようで、英語プラスその他の外国語が話せることで、会社に入社することも少なくないようです。

韓国は学歴社会とは言いますが、最近では社会に出たとき、いかに外国語を話せるかが重要なようです。韓国の大企業では、昇進するためには外国語が必要だからです。英語プラス他の外国語を勉強している社会人も多いことに驚かされます。

教育格差の広がり

しかし一方で、日本と同様に少子高齢化であり、教育熱は熾烈を極めてると言っても過言ではないようです。塾に通うのは当たり前のようですが、韓国でも貧富の差が広がっています。

子供達が自由に勉強ができないことや持ち物などでも格差をつけることもあるようで、問題となっているようです。

学歴を誇る韓国人たち

でもまだまだ学歴社会が根強い韓国です。

先日韓国のとある新聞記事では、ジャンバーの両腕に自分の出身高校・ソウル大の校章を入れて、それを着て歩くことが流行ってきているという記事を目にしました。

これを始めたのは、江南区にあるS高校出身の人たちだったようですが、10校以上に広がりを見せているようです。記事だけではどの高校かは特定できませんでしたが、日本でいうところの偏差値の高い高校のようです。

記事の中では、ここまでして序列化したいのかと書かれていましたが、現実として、学歴社会を象徴しているニュースだということは間違いありません。また、やはり韓国の江南区は日本でいうところの文教区といったところでしょうか。

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グローバル化に向けて

世界を視野に入れて

今やグローバル化時代なのに、学歴社会がいいと思っている日本や韓国は、世界から見ても相当教育に対して遅れていることがわかります。

ただし、韓国の方がグローバル化に向けては進んでいます。使える英語を学んでいるからです。先ほども書きましたが、入社時に英語は話せて当たり前ということからもわかりますね。

履修履歴面接

未来を背負う子供達のために、教育について考えるいい機会なのかもしれませんよ。

日本では「塾歴社会」なんていう言葉も目にしましたが、最近、日本の企業では【リシュ面】といって「履修履歴面接」というものを取り入れてきている企業が増えているそうです。

この面接では嘘がつけないそうですよ。興味のある方は検索してみてくださいね。それから、大手企業は海外へ出向き就職説明会もしているそうですよ。

学歴から実力社会への道

このことからもわかるように、学歴だけではなく、即戦力という考え方が浸透してきているようです。

どの情報を信じるかは一人一人の考え方ですが、現実や未来を見つめて情報を集めることをおススメします。最後に、最近の韓国でも有名大学出身より、企業としては即戦力の方がいいという話もでているようですよ。

学歴社会から実力・能力社会になる日もそう遠くないかもしれないですね。

会話

가: A학원이 좋대.

A塾がいいんだって

나: 왜?

そうなの?

가: 선생들이 좋대.

先生たちがいいんだって

나: 그런데 학원비가 비싸지?

じゃあ、月謝が高いでしょ?

가: 응, 비싸대…

うん。高いって・・・

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