ITで進化する韓国:教育からビジネスまで

  1. 日常会話で覚える韓国語

韓国から日本に帰国するたびに役所で行う転入届け手続き。引越しすると行わなければならない転出入届け。

ペーパー処理の日本では時にとんでもなく時間がかかっていらいらすることがありませんか。

ITで進化する韓国:教育からビジネスまで

そこできになるのがお隣の韓国です。

国家を挙げてIT化を推進している韓国は、日本の10年先を進んでいると言われています。

転出入届けではインターネットで転入先管轄区役所に届けを申請することで全ては完了。住民票その他様々な申請もほとんどをインターネットで行うことができます。

教育分野IT化

教育分野でのIT化においても韓国はリードしていますね。昨年から幾つかの小学校でデジタル教科書のテスト導入が始まっています。

まだ全ての学校、全ての教科で取り入れるには時間がかかりそうですが、小学校では低学年の時からワード、エクセル、パワーポイントを中心としたソフトの使い方の授業が行われています。

また学校のホームページに各クラスのページがあり、宿題はその掲示板で確認。

質問や友達に対する賞賛の声を書く欄が設けてあり、インターネットに接続しいつでも触れられる環境を整えています。

また子供は自分のIDカードを持っていて、登校下校時に機械がカードを読み取り母親の携帯電話に子供が無事学校に到着、家に向かって下校したことを知らせてくれるので安心面でも充実しています。

白い背景に「id」という単語を描く手。

白い背景に「id」という単語を描く手。

会社IT化 

筆者は韓国の会計事務所で働いていたのでそんな経験からも一つIT化のお話を。

日本でも会計処理の際領収書が必要ですよね。

韓国でも決められた領収書が必要ですが、2010年から電子税金計算書制度というものが導入されました。いわゆる領収書が電子で発行受領されることになったのです。

これはただペーパーのやり取りだけが電子処理になったのではないんです。

電子で領収書が発行されるとそこに記載してある付加価値税、つまり日本でいうところの消費税ですがその「税額、供給額、供給者、供給を受ける者」が瞬時に国税庁に伝達され、税金逃れが出来ない仕組みになっています。

また会社だけでなく一般個人も年末調整の際、自分の使った保険金額、教育費、カード明細などを電子で申請処理することができるんですよ。

韓国語での会話 

では今日も先生と生徒の会話で少し韓国語に触れましょう。

영주 :선생님 오늘은 숙제가 없어요?

ヨンジュ:先生、今日は宿題がないんですか。

선생님 :없으면 좋지? 근데 있는 것이 너에게 도움이 될거야.

先生:なければいいでしょ。でもあるのがあなたの為になるのよ。

영주:네 알고 있어요. 숙제 좀 알려 주세요.

ヨンジュ:はい、わかっています。宿題教えてください。

선생님:학교 홈페이지에 들어가서 친구 칭찬을 해. 그리고 나머지는 홈페이지에서 확인하고 하도록 해.

先生:学校のホームページに入って友達賞賛をしなさい。それから残りはホームページで確認してするようにしなさいね。

IT化になって全てが良くなるわけではないですが、グローバルな社会を見据えればもう少し積極的にそして行動の早い韓国を見習ってもいいかもしれませんよね。

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