韓国と日本の祝日、似ているところと違うところ

  1. 韓国歴史・文化

5月には、韓国も日本も子供の日や両親の日などがあり、お互いに感謝を伝え合う習慣があります。こうした祝日があることは、家族の絆を深める大切な機会ですね。

また、ゴールデンウィークと呼ばれる休暇もあり、両国とも休暇明けには“連休後遺症”という言葉があるほど、休日の過ごし方に似ているところもあります。韓国と日本は、このように文化的に多くの共通点を持っています。

5日の어린이날(オリニナル/こどもの日)、

6日の석가탄신일(ソッカタンシンイル/釈迦生誕日)、

8日の어버이날(オボイナル/両親の日)と続き、

황금연휴(ファングンヨンフュ/黄金連休)

と呼んでいます。

韓国と日本の祝日、似ているところと違うところ

韓国の先生の日とは

また休日ではないですが15日は스승의날(ススンエナル/先生の日)。

1963年から教権尊重と師匠尊敬の社会的風土を作って教員の志気振興と社会的地位向上のために指定された日らしく、当初は24日でしたが、次の年、ハングルを作った世宗大王の誕生日に日付が変更され15日となりました。

先生の日とは韓国でしか見ることのできない日のようです。先生と言っても学校の先生だけを指すのではなく、自分の恩師と呼べる人を尊敬し、感謝の気持ちを述べる日です。

ただ少し前までは感謝の気持ちをプレゼントや現金で示してしまうことが多かったため、社会問題に発展し、ピーク時には小中高の70%で休校する措置などが取られたこともありました。

今では行き過ぎた行動は少し収まりましたが、まだまだ化粧品や健康食品、花束などの小さなプレゼントをあげる習慣は残っていますよ。

では今日の会話です。

会話

엄마: 5월은 어린이날, 어버이날, 스승의날이 있으니 진짜 고민 거리가 많네요.

엄마 친구: 지갑도 가벼워질테고 돈도 돈이지만, 어떤 선물 드리면 좋을지 생각이 없네요.

엄마: 어르신한테 건강식품이 짱예요. 가격도 착하고 부담 없을 거예요.

엄마 친구: 좋은 생각이네요.

거리は距離という意味のほかに、

국거리(クッコリ/汁の具材)

눈문거리(ノンㇺンコリ/論文の題材)

반찬거리(パンチャンコリ/おかずの材料)などのようにも使いますので고민 거리(コミンコリ)は、悩みとなる要素を表しますね。

생각이 없다(センガギ オpタ)で直訳すると考えがないですね。

この会話の場合もそういう意味になりますが、食べ物の会話をしている最中に생각이 없다が出てくる場合は食欲がないという意味になるので注意しましょう。

(ジャン)は、優秀だ、すごい、最高という意味で使う言葉です。

얼짱(オルチャン/顔がいい人)

몸짱(モムチャン/ナイスバディな人)も同様です。

가격이 착하다(カギョギ チャッカダ)、

直訳すると値段が優しい。負担にならない価格だということですね。

路上で抱き合う2人の韓国人女性。

和訳

お母さん: 5月は子供の日、両親の日、先生の日があるから本当に悩むわ。

お母さんの友達: 財布も軽くなるしお金もそうだけど、どんなプレゼントをあげたらいいかまったく分からないわ。

お母さん: 年配の方には健康食品が一番よ。価格も良心的だし負担がないと思うわ。

お母さんの友達: いい考えね。

家族の月

5月は子供の日や両親の日などがあるために、家族の月とも呼ばれています。お互いに感謝しあう習慣は大切ですね。ただこう連休が続いてしまうと連休明けにぼーっとしてしまう人がいますよね。

韓国でも同じで연휴후유증(ヨンヒュフユチュン/連休後遺症)と言いますよ。

まとめ

本当に似ているところがたくさんある韓国と日本。連休にあたる日も似通っているため両国の行き来がますます多くなりそうですね。

모두 재미있는 황금연휴를 보내세요~

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