韓国語の数字を覚えようとして、「漢数詞と固有数詞の違いが頭に入らない」「教科書の文字を見るだけでは耳から入ってきた数字にすぐ反応できない」と悩んでいませんか?数字の暗記は単体で行うと退屈に感じられやすく、旅行や会話の現場で咄嗟に出てこない原因になりがちです。
そんな数字学習の悩みを楽しみながら解決できるのが、韓国の国民的遊びである「369ゲーム(삼육구 게임)」です。この記事では、369ゲームの正確な基本ルールや拍手の法則、間違えやすいポイントから、ゲームで鍛えられる漢数詞と日常会話で使う固有数詞の使い分けまで分かりやすく見ていきましょう。
遊びを通じてリズム良く数字を口に出す習慣をつけると、頭の中で日本語に変換することなく、韓国語の音から直接数字を判断する力が自然と育ちます。独学での実践方法や本格的なレッスンを活用したステップアップ法も提示していますので、学習の参考にしてください。独学と合わせてプロのサポートを受けたい方は韓国語教室も参考にしてみると良いでしょう。
- 369ゲームの基本概要と韓国語での呼び方
- 369ゲームの基本ルールと正しい拍手ルール
- 複数個含まれる場合の拍手数のルール
- ゲームの難所!30番台・60番台・90番台の攻略法
- 初心者が陥りやすい敗北パターンと対策
- 369ゲームでマスターする韓国語の「漢数詞」基礎知識
- 日常生活で欠かせない「固有数詞」との違いと使い分け
- 日常会話・旅行で使える具体的な実践フレーズ&会話例
- あわせて知っておきたい!その他の有名な韓国数字&飲み会ゲーム
- 一人でもできる!369ゲームを活用した独学トレーニング法
- 挫折を防ぐ!1週間で数字が得意になる学習スケジュール
- 韓国語の数字に関するよくある質問(Q&A)
- 次の学習ステップへのご案内
- まとめと今日から実践できるアクション
369ゲームの基本概要と韓国語での呼び方
- 369ゲームは道具不要で遊べる韓国の定番数字遊び
- 韓国語表記は「369게임」「삼육구 게임」で発音目安は「サミュック ゲイム」
- ゲームを通じて韓国語の基礎である「漢数詞」の瞬間的な発話力が身につく
韓国で世代を問わず広く親しまれている数字遊びの代表格が「369ゲーム」です。道具を一切使わず、手軽に始められるため、友達同士の集まりや学校の休み時間、旅行中の移動時間、交流会や食事会など、あらゆる場面で場を盛り上げる手段として活用されています。
韓国語ではハングル表記で「369게임」または漢数詞を当てはめて「삼육구 게임」と書き、読み方の目安は「サミュック ゲイム」となります。実際のネイティブの発音では前後の音がなめらかに繋がる連音化が起こるため、カタカナだけでは完璧に再現しにくい側面もありますが、まずは「삼(サム=3)」「육(ユク=6)」「구(ク=9)」の3つの数字が組み合わさっていると捉えれば問題ありません。末尾の「게임」は英語の「game」に由来する外来語で、日本語の「ゲーム」と同じ意味です。
一見すると非常に単純な遊びに見えますが、リズムに乗りながら瞬時に判断して声を出さなければならないため、頭の中にある韓国語の数字知識を素早く引き出す最高のトレーニングになります。机の上での勉強で行き詰まったときの気分転換にも適した、実用的な学習法と言えます。
369ゲームの基本ルールと正しい拍手ルール
- 1から順番に数字を言い、3・6・9が含まれる数字のときだけ声を出さずに拍手する
- 「3の倍数」ではなく「表記に3・6・9を含むか」が判断の基準
- 拍手の回数は数字に含まれる3・6・9の個数分だけ叩く
369ゲームを正しく楽しむために、まずは基本的なゲームの進め方と判断ルールをしっかり整理しましょう。
ゲームの基本的な進行手順
- 参加者全員で輪になるか、数字を声に出す順番(時計回りなど)を決める。
- ゲーム開始の掛け声として、全員でリズム良く「삼육구, 삼육구!(サミュック、サミュック!)」と唱える。
- 最初の人が「1(일)」からスタートし、一人につき一つの数字をテンポよく順番に言っていく。
- 自分の担当する数字の中に「3・6・9」のいずれかが含まれている場合は、決して数字を発声せず、代わりに拍手(手拍子)をする。
- 数字を発声してしまったり、拍手の回数を間違えたり、一定のリズムを途切れさせて沈黙した人が負けとなる。
「3の倍数」との違いに注意
日本の学習者がよく誤解するのが「3の倍数のときに手を叩くルール」との混同です。オーソドックスな韓国の369ゲームでは、倍数ではなく「数字の表記自体に3・6・9が含まれているか」が唯一の判定基準になります。
例えば、「12」や「15」は3の倍数ですが、数字の中に3・6・9を含まないため、拍手をしてはいけません。「십이(シビ)」「십오(シボ)」と声に出すのが正解です。反対に「13」は3の倍数ではありませんが、「3」という数字を含んでいるため、発声せずに拍手をしなければなりません。
グループやローカルルールによっては「3の倍数でも手を叩く」という応用ルールを導入している場合もあります。ゲームを始める前に「表記に3・6・9が入っている時だけにするか」「倍数も加えるか」を事前に確認しておくと混乱を防げます。
1から20までの進め方一覧表
実際に1からスタートした際の具体的な発声と行動の流れを一覧表で確認してみましょう。
| 数字 | 韓国語(漢数詞) | ゲーム内での正しい行動 |
|---|---|---|
| 1 | 일(イル) | 「일」と言う |
| 2 | 이(イ) | 「이」と言う |
| 3 | 삼(サム) | 1回拍手(声は出さない) |
| 4 | 사(サ) | 「사」と言う |
| 5 | 오(オ) | 「오」と言う |
| 6 | 육(ユク) | 1回拍手(声は出さない) |
| 7 | 칠(チル) | 「칠」と言う |
| 8 | 팔(パル) | 「팔」と言う |
| 9 | 구(ク) | 1回拍手(声は出さない) |
| 10 | 십(シプ) | 「십」と言う |
| 11 | 십일(シビル) | 「십일」と言う |
| 12 | 십이(シビ) | 「십이」と言う |
| 13 | 십삼(シプサム) | 1回拍手(声は出さない) |
| 14 | 십사(シプサ) | 「십사」と言う |
| 15 | 십오(シボ) | 「십오」と言う |
| 16 | 십육(シムニュク) | 1回拍手(声は出さない) |
| 17 | 십칠(シプチル) | 「십칠」と言う |
| 18 | 십팔(シッパル) | 「십팔」と言う |
| 19 | 십구(シプク) | 1回拍手(声は出さない) |
| 20 | 이십(イシプ) | 「이십」と言う |
複数個含まれる場合の拍手数のルール
- 1個含まれる数字(3, 13, 23など)は1回拍手
- 2個含まれる数字(33, 36, 69など)は間髪入れずに2回拍手
- 3桁以上の数字では3回以上叩くケースも発生する
369ゲームを特に面白く、そして難しくしているのが「拍手の回数は数字に含まれる3・6・9の個数に対応する」というルールです。

1回拍手する主な二桁数字
十の位、一の位のどちらか一方にのみ3・6・9が含まれている場合は、1回だけ拍手します。
- 一の位のみ該当:3, 6, 9, 13, 16, 19, 23, 26, 29
- 十の位のみ該当:30, 31, 32, 34, 35, 37, 38
2回拍手する二桁数字
十の位と一の位の両方に3・6・9が含まれる数字では、間髪を入れずに「パパン!」と2回拍手をしなければなりません。
- 33(3が2つ)
- 36(3と6)
- 39(3と9)
- 63, 66, 69(60番台のゾロ目および3・9組み合わせ)
- 93, 96, 99(90番台のゾロ目および3・6組み合わせ)
3回以上拍手が必要になる百の位以上の例
ゲームが長期化して3桁や4桁に到達すると、さらに難易度が跳ね上がります。
- 333(3が3つ)→ 3回拍手
- 369(3, 6, 9)→ 3回拍手
- 3369(4桁)→ 4回拍手
ゲームの難所!30番台・60番台・90番台の攻略法
- 30〜39は十の位にすべて3が含まれるため、10回連続で誰も声を出せないゾーン
- 頭の中で現在地(数字)をカウントし続けないと順番を見失う
- 60番台、90番台も全く同じ地獄ゾーンとなる
369ゲームで挑戦者が最初の大失策をやらかす場所が「30番台」です。なぜなら、30から39までのすべての数字の十の位に「3」が含まれているからです。
つまり、30番台に入ると誰も声を発することができず、10回連続で拍手だけでゲームが進行することになります。
| 数字 | 拍手回数 | 難所ポイント |
|---|---|---|
| 30 | 1回 | 「삼십」と言いたくなるのをグッと堪える |
| 31 | 1回 | 無言ゾーンの始まり |
| 32 | 1回 | カウント保持に集中する |
| 33 | 2回 | 拍手が2回に増える最初のトラップ |
| 34 | 1回 | 再び1回に戻る |
| 35 | 1回 | 数字を見失いやすくなる折り返し |
| 36 | 2回 | 3と6のダブルで2回拍手 |
| 37 | 1回 | 集中を切らさない |
| 38 | 1回 | 次が最後のダブル拍手 |
| 39 | 2回 | 3と9で2回拍手してゾーン終了 |
声が出ないため、参加者全員が頭の中で「30, 31, 32…」とカウントし続けなければなりません。途中で自分の番が34なのか35なのか分からなくなり、前の人の拍手の回数に引っ張られて自滅するのが典型的な失敗パターンです。
なお、60番台(60〜69)および90番台(90〜99)も全く同じ構造になります。この区間を沈黙と正確な拍手で突破できたときの爽快感は、このゲームならではの魅力です。
初心者が陥りやすい敗北パターンと対策
- 13などの数字で発声してしまう「つられて発言」
- 12や15などの3の倍数で間違えて拍手してしまう「誤爆」
- 考えすぎてテンポやリズムを止めてしまう遅延行為
369ゲームで思わず負けてしまうときの代表的なミスパターンをまとめました。自分の傾向を知っておくことで、プレイ中の注意力を高めることができます。
1. 拍手すべき数字を口に出してしまう
真面目に韓国語の数字を勉強している人ほど、「次の数字は십삼(シプサム)だ!」と完璧に頭に思い浮かべてしまい、反射的に口から「십삼!」と出してしまうケースが多発します。数字を意識しつつも、手足を動かす意識を同時に持つことが大切です。
2. 3の倍数に引っ張られて手が勝手に動く
12や15、21や24など、算数の脳が働いて「3の倍数だ!」と反応し、思わず手を叩いてしまう失敗です。あくまで視覚的に「3・6・9」の文字が入っているかどうかをイメージする癖をつけましょう。
3. 拍手の回数間違い
33や36、66などで、うっかり1回しか拍手しなかったり、逆に3回叩いてしまったりするミスです。二桁の数字に差し掛かったら「十の位」と「一の位」をそれぞれ独立してチェックする思考回路を作りましょう。
4. リズムをストップさせてしまう
間違いを防ごうとするあまり、「ええっと……」と数秒間固まってしまう行為も、リズムゲームにおいては敗北とみなされるのが一般的です。多少の失敗は気にせず、テンポよくテンポに乗ることを第一に意識しましょう。
369ゲームでマスターする韓国語の「漢数詞」基礎知識
- 韓国語の数字には「漢数詞」と「固有数詞」の2体系が存在する
- 369ゲームで使用するのは「일, 이, 삼, 사…」の漢数詞体系
- 漢数詞の組み立て方は日本語の漢数字(一、二、三)と構造が全く同じ
韓国語の数詞体系には、中国の漢字に由来する「漢数詞(한수시)」と、朝鮮半島固有の言葉に由来する「固有数詞(고유수시)」の2種類があります。
369ゲームで用いるのは、日本語の「イチ、ニ、サン、シ」に相当する「漢数詞」です。まずは基本となる1から10までの読み方を確実にマスターしましょう。
| 数字 | ハングル | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 일 | イル |
| 2 | 이 | イ |
| 3 | 삼 | サム |
| 4 | 사 | サ |
| 5 | 오 | オ |
| 6 | 육 | ユク |
| 7 | 칠 | チル |
| 8 | 팔 | パル |
| 9 | 구 | ク |
| 10 | 십 | シプ |
漢数詞の大きな魅力は、11以降の二桁以上の数字の構成法則が日本語と全く同一である点です。
- 11(十一):십(10)+ 일(1)= 십일
- 20(二十):이(2)+ 십(10)= 이십
- 35(三十五):삼(3)+ 십(10)+ 오(5)= 삼십오
ルールさえ覚えてしまえば、大きな数字を作るのは決して難しくありません。
日常生活で欠かせない「固有数詞」との違いと使い分け
- 固有数詞は「ひとつ、ふたつ、みっつ…」に該当する大和言葉のような体系
- 人数、個数、年齢、時刻の「時」などで固有数詞を使用する
- 助数詞とセットになると形が変わる数詞(한, 두, 세, 네…)に注意する
369ゲームをきっかけに漢数詞に慣れたら、もう一つの体系である「固有数詞」との違いもしっかり整理しておきましょう。
固有数詞の1から10一覧
| 数字 | ハングル | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 하나 | ハナ |
| 2 | 둘 | トゥル |
| 3 | 셋 | セッ |
| 4 | 넷 | ネッ |
| 5 | 다섯 | タソッ |
| 6 | 여섯 | ヨソッ |
| 7 | 일곱 | イルゴプ |
| 8 | 여덟 | ヨドル |
| 9 | 아홉 | アホプ |
| 10 | 열 | ヨル |
助数詞の前での変化ルール
固有数詞の「하나(1)」「둘(2)」「셋(3)」「넷(4)」「스물(20)」は、単位(助数詞)が後ろに続くと短縮形に変化します。
- 하나 ➔ 한(例:한 명=1人)
- 둘 ➔ 두(例:두 개=2個)
- 셋 ➔ 세(例:세 살=3歳)
- 넷 ➔ 네(例:네 병=4本)
- 스물 ➔ 스무(例:스무 살=20歳)
漢数詞と固有数詞の主な用途分け
| 分類 | 使用する場面・単位 | 具体例 |
|---|---|---|
| 漢数詞 | 金額(ウォン)、日付(年月日)、分・秒、電話番号、住所、階数、路線番号 | 만 원(1万ウォン), 오 층(5階), 삼십 분(30分) |
| 固有数詞 | 人数、物の個数、年齢、時刻の「時」、冊数、本数、皿数 | 세 名(3名), 두 개(2個), 한 시(1時) |
日常会話・旅行で使える具体的な実践フレーズ&会話例
- 時刻を伝える際は「時(固有数詞)」+「分(漢数詞)」をミックスして使う
- 飲食店での人数や注文では固有数詞の使い分けが必須
- ショッピングや会計時の金額(ウォン)には漢数詞を素早く聞き取る力を応用する
369ゲームや数詞の知識を、実際の旅行や日常会話でどう生かせるか、場面別のダイアログで確認してみましょう。

1. 時刻を尋ねる・答える(固有数詞+漢数詞)
韓国語の時刻表現は、「〜時」に固有数詞、「〜分」に漢数詞を組み合わせるという独特のルールを持っています。
自分:세 시 사십오 분이에요.
相手:今何時ですか?
自分:3時45分です。
「사십오 분」は連音化して「サシボブン」のように滑らかに発声するとより自然です。
待ち合わせや約束の時間をリアルタイムで確認し合う場面。
3時を「삼 시(サムシ)」と言ってしまうのは誤りです。必ず固有数詞の短縮形を用いて「세 시(セシ)」と表現しましょう。
2. 飲食店での人数伝達・注文(固有数詞)
自分:네 명이에요. 김치찌개 두 개 주세요.
店員:いらっしゃいませ。何名様ですか?
自分:4人です。キムチチゲを2つください。
「네 명」は「ネミョン」、「두 개」は「トゥゲ」のように歯切れよく伝えましょう。
韓国の食堂やレストランに入店し、席に案内してもらう際および料理を頼む際。
店員は客に対して丁寧な「分(분)」を使いますが、客側が自らを称する際は「名(명)」を使うのが一般的です。「사 명」ではなく「네 명」と固有数詞を使いましょう。
3. 買い物での価格交渉と会計(漢数詞)
店員:이만 오천 원이에요.
自分:これ、いくらですか?
店員:2万5千ウォンです。
「오천 원」はパッチムの連音化により「オチョノン」に近い音で発音されます。
市場やショップで商品価格を確認するとき。
金額(ウォン)には漢数詞を使います。大きな数字は頭の中で日本語変換しようとせず、「이만(イマン=2万)」という音をダイレクトに理解するトレーニングが役に立ちます。
あわせて知っておきたい!その他の有名な韓国数字&飲み会ゲーム
- 「バスキンロビンス31」は数字を最大3つまで言って31を言ったら負けの駆け引きゲーム
- 「アパートゲーム」は手を重ねて階数(〜층)を数えるゲーム
- 「007パン」は掛け声と指指しを組み合わせた反射神経ゲーム
韓国には369ゲーム以外にも、数字を扱いながら親睦を深められるゲームがたくさんあります。代表的な3つのゲームをごお伝えします。
1. バスキンロビンス31ゲーム(배스킨라빈스 31 게임)
アイスクリームチェーンの名前に由来する人気の数字ゲームです。参加者は順番に「1」から数字をカウントしていきますが、自分の番で言えるのは「1〜3個までの連続する数字」です(例:「1, 2」や「3, 4, 5」など)。
ゲームを進めていき、最後に「31」を口にしてしまった人が負けになります。相手に「31」を言わせるための高度な駆け引きと、素早い数字の暗唱能力が試されます。
2. アパートゲーム(아파트 게임)
参加者全員が片手または両手を中央に積み重ねてスタートします。進行役が指定した階数(例:「15階」など)を目指し、一番下の位置にある手を抜いて一番上へ積み直しながら「1階(일 층)、2階(이 층)、3階(삼 층)…」と数えていきます。
指定された階数のタイミングで手を動かした人が負けとなります。漢数詞と階数の単位「층(チュン)」をセットで覚えるのに最適なアトラクションです。
3. 007パンゲーム(공공칠빵 게임)
「공(コン=0)」「공(コン=0)」「칠(チル=7)」「빵(パン=発砲音)」のリズムに乗せて人を指差し指定していくゲームです。「빵!」と指名された人物の【両隣の人】が即座に万歳などのリアクションをとらなければならず、瞬間的な判断力と集中力が求められます。
一人でもできる!369ゲームを活用した独学トレーニング法
- 1人でもスマホ録音やメトロノームアプリを使えば効果的な発話練習になる
- 1から40までテンポよく音読&手拍子のセルフプレイを行う
- 自作のランダム数字カードを使って視覚的な判断力を鍛える方法も有効
「遊んでくれる相手が近くにいない」という独学学習者でも心配いりません。一人で実施できる実践的なトレーニング手順をお伝えします。
-
メトロノームでリズムを設定する
スマートフォンの無料メトロノームアプリなどを起動し、最初はゆったりとしたテンポ(BPM 60〜70程度)に設定します。 -
1から40まで一人で進める
一拍刻むごとに「일」「이」「(拍手)」「사」……と一人で進めていきます。30番台に入ってもテンポを崩さず、正しく手を叩き続けられるか挑戦しましょう。 -
ランダム数字カードで瞬間テストを行う
紙切れに「13」「26」「33」「42」などの数字をランダムに書いて箱に入れます。1枚ずつ引き、声に出して発声すべきか、拍手すべきかを1秒以内に判断して実行する練習を行うと、数字の認知速度が劇的に上がります。
自分の音声をスマホで録音して聞き返してみると、無意識の間や誤用に気づくことができるのでおすすめです。
挫折を防ぐ!1週間で数字が得意になる学習スケジュール
- 1日5分〜10分、スモールステップで無理なく継続する
- 前半で漢数詞・固有数詞を整理し、後半で実生活の単位を組み合わせる
- 週末に総合セルフテストを実施して定着度を測る
数字表現を確実に定着させるための1週間の具体的な練習計画を作成しました。1日わずか5〜10分の取り組みで成果を実感できます。
| 日数 | 学習テーマ | 具体的な実践メニュー |
|---|---|---|
| 1日目 | 漢数詞(1〜10)の完全定着 | 369ゲームを1〜10まで一人でテンポよくクリアする練習 |
| 2日目 | 二桁数字の攻略 | 1から20までゲームを進め、13・16・19の切り替えに慣れる |
| 3日目 | 30番台地獄ゾーン突破 | 30〜39の無言・連続拍手ゾーンを間違えずに通過するトレーニング |
| 4日目 | 固有数詞と変形の学習 | 하나〜열および「한, 두, 세, 네」の短縮形を口に馴染ませる |
| 5日目 | 時間・時刻の組み合わせ練習 | ランダムな時計の時間を「〜시(固有)〜분(漢)」で即答する練習 |
| 6日目 | 買い物&金額リスニング | 「〜만 〜천 원」の大きな金額の音を聞いてノートに素早く数字で書き取る |
| 7日目 | 総合仕上げ&速度アップ | テンポを一段上へ引き上げて1〜40までの369ゲームをノーミスで完走する |
韓国語の数字に関するよくある質問(Q&A)
語学学習者が数字の暗記や実践において抱きやすい疑問についてまとめました。
Q. カタカナの発音ルビだけを頼りに覚えても大丈夫ですか?
カタカナ表記は最初のきっかけとしての目安に過ぎません。例えば「십육(16)」は表記通り読もうとすると「シプユク」ですが、実際の発音は鼻音化が起こり「シムニュク」に近い音になります。必ず音声を直接聴いて耳から音を覚えることを推奨します。
Q. 電話番号や生年月日は漢数詞と固有数詞のどちらを使いますか?
電話番号や生年月日の日付(年・月・日)には、すべて「漢数詞」を使用します。例えば「1995年10月25日」は「천구백구십오 년 십 월 이십오 일」と読みます。
Q. 369ゲームで間違えたときの罰ゲームに定番はありますか?
飲み会などではデコピンや一発芸などが使われることもありますが、語学学習の一環で行う場合は「韓国語で自己紹介をする」「好きな韓国料理を1つ紹介する」「次のゲームの進行役をやる」などのポジティブで全員が楽しめるルールに設定するのがおすすめです。
Q. 99以上の大きな固有数詞は存在しないのですか?
はい、固有数詞は基本的に99(아흔아홉)までしか存在しません。100(백)以上の単位になると、物を数える場合であっても自動的に「漢数詞」の体系へと切り替わります。
Q. 韓国語の数字がどうしても頭に入らないときの解決策は?
単語帳を目で眺めるだけの暗記をやめ、自分の手で文字を書きながら声を出す、または今回紹介した369ゲームのように「音と動作(拍手)を連動させる」やり方に変えると、脳への定着度が劇的に高まります。
次の学習ステップへのご案内

369ゲームを活用した独学トレーニングは、数字への苦手意識をなくし、反応速度を鍛える上で非常に効果的です。日々のスキマ時間にゲーム感覚で取り組むだけでも、韓国語の音に対する心理的ハードルがどんどん下がっていくのを感じられるでしょう。
一方で、独学を続けていると「自分の発音やパッチムの連音化が本当にネイティブに通じるか不安」「実際の会話で咄嗟に数字が出てこない」といった疑問や壁に突き当たることもあります。そうした場合は、プロの語学講師から直接フィードバックを受けられる専門レッスンの活用を検討してみるのもおすすめの選択肢です。自分に合った環境をうまく取り入れて、着実に会話力を伸ばしていきましょう。
まとめと今日から実践できるアクション
- 369ゲームは「3・6・9」の文字が入った数字で拍手するシンプルな国民的ゲーム
- ゲームで身につく漢数詞は、日付・金額・分・秒など実生活に直結する重要な知識
- 今日からまずは1〜10までの一人プレイからスタートしてみよう
韓国の「369ゲーム(삼육구 게임)」は、道具なしでいつでも始められる楽しさと、語学トレーニングとしての実用性を兼ね備えた優れた勉強法です。
教科書上の丸暗記から一歩踏み出し、声と身体を動かすリズムに乗せて数字を発声することで、韓国旅行での買い物や飲食店での会話が驚くほどスムーズになります。まずは今日、声を出して「일, 이, (拍手), 사…」と唱えてみることから始めてみましょう!
