【完全ガイド】韓国語で「犬」を徹底解説!개, 강아지, 댕댕이の使い分けから悪口、最新スラングまで
「韓国ドラマを見ていると、犬が出てくるシーンで色々な呼び方があって混乱する…」「愛犬のことを韓国人の友達に話したいけど、なんて言えばいいの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?犬は世界共通の愛すべき家族ですが、国が違えばその呼び方やニュアンスも少しずつ変わってきます。特に韓国語では、単に「犬」と訳せる言葉が複数あり、状況や愛情の度合いによって巧みに使い分けられています。もしあなたが韓国語の学習をさらに深めたい、あるいはネイティブとの自然なコミュニケーションを目指しているのであれば、プロの指導を受けるのが一番の近道です。質の高いレッスンで定評のある韓国語教室などで基礎からしっかり学ぶことで、このような細かなニュアンスも確実に身につけることができるでしょう。
この記事では、韓国語で「犬」を意味する様々な表現を、初心者にも分かりやすく徹底的に解説します。基本的な単語である「개(ケ)」と「강아지(カンアジ)」の根本的な違いから、SNSで流行りのスラング「댕댕이(テンデンイ)」、さらには知っておかないと危険な悪口としての使い方まで、網羅的にご紹介。この記事を読み終える頃には、あなたもTPOに合わせて犬に関する表現を自由に使いこなせるようになっているはずです!
この記事でわかること
- 基本的な「犬」の韓国語「개」と「강아지」の正確な使い分け
- 愛情を込めて犬を呼ぶ「멍멍이」「댕댕이」などの可愛い表現
- 知っておくべき「吠える犬」「捨て犬」など状況別の関連単語
- 誤解を招かないための、悪口としての「개」の意味と注意点
- 愛犬について話すための、実践的な韓国語会話フレーズ
目次
韓国語で「犬」を表す基本の2大単語:개(ケ) vs 강아지(カンアジ)

大きさや年齢で使い分け?「개」と「강아지」のイメージ
まず最初にマスターすべきなのが、最も基本的な2つの単語「개(ケ)」と「강아지(カンアジ)」です。辞書を引くと、개は「犬」、강아지は「子犬」と出てくるため、単純に年齢で使い分けるものだと思いがちですが、実はネイティブの感覚はもう少し複雑です。それぞれのニュアンスを詳しく見ていきましょう。
개(ケ):最も一般的で広い意味を持つ「犬」
「개(ケ)」は、犬という動物全体を指す、最も中立で一般的な単語です。学術的な文脈や、犬種を問わず「犬」という生き物について話すときに使われます。日本語の「犬」に最も近い感覚と言えるでしょう。
「개」を使った例文
저 개는 진돗개예요.
(チョ ゲヌン チンドッケエヨ)
訳:あの犬は珍島犬です。
개는 인간의 가장 좋은 친구입니다.
(ケヌン インガネ カジャン チョウン チングイムニダ)
訳:犬は人間の最も良い友達です。
시골집에서 개를 세 마리 키워요.
(シゴルチベソ ケルル セ マリ キウォヨ)
訳:田舎の家で犬を3匹飼っています。
このように、客観的な事実として「犬」を指す場合に「개」が使われるのが基本です。ただし、後述するようにネガティブな意味合いで使われることも多いため、特に自分のペットや他人のペットを指して「개」と言うと、愛情が感じられず、少し冷たい印象を与えてしまう可能性があります。
강아지(カンアジ):愛情を込めて呼ぶ「わんちゃん」
「강아지(カンアジ)」は、辞書の上では「子犬」ですが、現代の韓国語では「小さくて可愛い犬全般」を指す言葉として広く使われています。これには、実際の年齢が子犬である犬はもちろん、成犬であっても小型犬であれば「강아지」と呼ぶのが一般的です。日本語の「子犬」というよりも、「わんちゃん」や「愛犬」といった親しみを込めたニュアンスが非常に強いのが特徴です。
「강아지」を使った例文
우리 집 강아지 정말 귀엽죠?
(ウリ チプ カンアジ チョンマル クィヨプチョ?)
訳:うちのわんちゃん、本当に可愛いでしょ?
친구가 어제 예쁜 강아지를 입양했어요.
(チングガ オジェ イェップン カンアジルル イビャンヘッソヨ)
訳:昨日、友達が可愛いわんちゃんを里親として迎えました。
강아지 좋아하세요?
(カンアジ チョアハセヨ?)
訳:わんちゃんはお好きですか?(犬は好きですか?)
ペットとして飼われている犬の多くは「강아지」と呼ばれます。道端で可愛い犬を見かけた時なども「어머, 강아지 너무 예쁘다! (オモ、カンアジ ノム イェップダ!/あら、わんちゃんすごく綺麗!)」のように言うのが自然です。
決定的な違いは?ネイティブはどう使い分けている?
ここまでの説明をまとめると、ネイティブの使い分けの感覚は以下のようになります。
- 🐾 개 (ケ):
– 犬という動物の総称として客観的に話す時。
– 大型犬の成犬を指す時。
– 種類や学術的な文脈で話す時。
– ネガティブな意味で使う時(後述)。 - 💖 강아지 (カンアジ):
– 愛情や親しみを込めて呼ぶ時。
– 子犬や小型犬を指す時(成犬でも)。
– 他人のペットを褒める時や、ペットショップ、ドッグカフェなどで犬について話す時。
会話の中で「犬が好き」と伝える時も、「저는 개를 좋아해요(チョヌン ケルル チョアヘヨ)」と言うより、「저는 강아지를 좋아해요(チョヌン カンアジルル チョアヘヨ)」と言った方が、より柔らかく、動物好きの優しいニュアンスが伝わります。
【コラム】大型犬の成犬は?複雑な境界線をスッキリ解説
「じゃあ、愛情を込めて飼っているゴールデンレトリバーの成犬はなんて呼ぶの?」という疑問が湧きますよね。これは非常に良い質問で、ネイティブの間でも少し感覚が分かれる部分です。
一般的には、「큰 강아지 (クン カンアジ / 大きいわんちゃん)」と言ったり、愛情を込めて「우리 개 (ウリ ケ / うちの犬)」のように呼ぶことが多いです。文脈や愛情の度合いによりますが、飼い主が自分の大きな愛犬を指して「우리 강아지 (ウリ カンアジ / うちのわんちゃん)」と呼ぶことも全く不自然ではありません。これは、大きさに関わらず「自分にとっては可愛くて大切な存在」という気持ちの表れです。
結論として、愛情がある対象には「강아지」を使い、客観的またはネガティブな文脈では「개」を使う、と覚えておくと大きな間違いはないでしょう。
愛情と親しみを込めて!犬を可愛く呼ぶ韓国語表現

SNSでよく見る「#댕댕이」、その意味とは?
「개」と「강아지」以外にも、韓国語には犬への愛情を示すユニークで可愛らしい表現がたくさんあります。これらを知っていると、よりネイティブらしい表現ができますよ。
멍멍이(モンモンイ):「わんわん」のニュアンスを持つ子供言葉
「멍멍(モンモン)」は、日本語の犬の鳴き声「わんわん」にあたるオノマトペです。これに愛称を表す接尾語「-이(-イ)」がついたのが「멍멍이(モンモンイ)」です。主に子供が使ったり、大人でもペットに赤ちゃん言葉で話しかけたりする時に使う、とても可愛らしい表現です。
「멍멍이」を使った例文
아유, 우리 멍멍이, 이리 와!
(アユ、ウリ モンモンイ、イリ ワ!)
訳:あら〜、うちのわんわんちゃん、こっちにおいで!
길에서 귀여운 멍멍이를 봤어.
(キレソ クィヨウン モンモンイルル パッソ)
訳:道で可愛らしいわんちゃんを見たよ。
댕댕이(テンデンイ):SNSで大人気!最新の愛称スラング
数年前から若者を中心に爆発的に使われるようになったのが、この「댕댕이(テンデンイ)」です。これは、ハングルを知っていると理解できる言葉遊びから生まれました。
ハングルの「멍멍이」という文字の形と、「댕댕이」という文字の形が、どことなく似ていることから生まれたネットスラングなのです。特にSNSのハッシュタグ「#댕댕이」や「#댕스타그램(テンスタグラム / 犬スタグラム)」は、愛犬家たちの投稿で溢れかえっています。可愛らしさを強調したい時にぴったりの、今どきの表現です。
「댕댕이」を使った例文
내 댕댕이가 세상에서 제일 사랑스러워. #댕스타그램
(ネ テンデンイガ セサンエソ チェイル サランスロウォ #テンスタグラム)
訳:私のわんこが世界で一番愛おしい。 #犬スタグラム
주말에 댕댕이 데리고 애견 카페 갈 거야.
(チュマレ テンデンイ テリゴ エギョン カペ カル コヤ)
訳:週末にわんこを連れてドッグカフェに行くつもりだよ。
우리 애기(ウリ エギ):「うちの子」と呼ぶ最上級の愛情表現
「애기(エギ)」は「赤ちゃん」という意味の言葉です。韓国では、自分のペットを「우리 애기(ウリ エギ)」、つまり「うちの赤ちゃん」「うちの子」と呼ぶ人が非常に多いです。これは、ペットを単なる動物ではなく、家族の一員、それも我が子のように大切に思っている気持ちが表れた、最上級の愛情表現と言えるでしょう。
「우리 애기」を使った例文
A: 강아지 이름이 뭐예요? (カンアジ イルミ ムォエヨ? / わんちゃんの名前は何ですか?)
B: 이름은 ‘보리’인데, 보통 ‘우리 애기’라고 불러요.
(イルムン ‘ボリ’インデ, ポトン ‘ウリ エギ’ラゴ プルロヨ)
訳:名前は「ポリ」ですが、普段は「うちの子」って呼んでます。
오늘 우리 애기 생일이라서 특식을 만들어 줬어요.
(オヌル ウリ エギ センイリラソ トクシグル マンドゥロ ジョッソヨ)
訳:今日はうちの子の誕生日なので、特別なごはんを作ってあげました。
もっと詳しく知りたい!状況別・犬に関する韓国語単語集
基本的な呼び方以外にも、犬に関連する様々な韓国語を知っておくと、表現の幅がぐっと広がります。ここでは、いくつかのカテゴリーに分けて関連単語を例文とともに紹介します。
犬の種類や特徴を表す言葉
- 애완견 (エワンギョン): 愛玩犬、ペット犬
- 반려견 (パルリョギョン): 伴侶犬(ペットを家族と考える意識から生まれた言葉)
- 대형견 (テヒョンギョン): 大型犬
- 중형견 (チュンヒョンギョン): 中型犬
- 소형견 (ソヒョンギョン): 小型犬
- 잡종견 (チャプチョンギョン): 雑種犬、ミックス犬 (最近は 믹스견 (ミクスギョン) とも言う)
- 사냥개 (サニャンゲ): 猟犬
- 맹인안내견 (メンイナンネギョン): 盲導犬 (안내견 (アンネギョン) と略すことが多い)
- 경찰견 (キョンチャルギョン): 警察犬
例文: 저희 집은 아파트라서 소형견만 키울 수 있어요.
(チョヒ チブン アパトゥラソ ソヒョンギョンマン キウル ス イッソヨ)
訳:うちはマンションなので、小型犬しか飼えません。
例文: 반려견은 이제 가족과 같은 존재예요.
(パルリョギョヌン イジェ カジョクァ カトゥン チョンジェエヨ)
訳:伴侶犬は今や家族のような存在です。
犬の行動や状態を表す言葉
- 짖다 (チッタ): 吠える
- 으르렁거리다 (ウルロンゴリダ): 唸る
- 꼬리를 흔들다 (ッコリルル フンドゥルダ): しっぽを振る
- 핥다 (ハルタ): 舐める
- 산책하다 (サンチェカダ): 散歩する
- 목욕시키다 (モギョクシキダ): お風呂に入れる、シャンプーする
- 예방접종 (イェバンジョプチョン): 予防接種
- 사료 (サリョ): ドッグフード、飼料
- 간식 (カンシク): おやつ
例文: 초인종이 울리자 강아지가 시끄럽게 짖기 시작했어요.
(チョインジョンイ ウルリジャ カンアジガ シックロプケ チッキ シジャケッソヨ)
訳:チャイムが鳴ると、わんちゃんがうるさく吠え始めました。
例文: 매일 아침저녁으로 강아지를 산책시켜요.
(メイル アチムチョニョグロ カンアジルル サンチェクシキョヨ)
訳:毎日朝晩、わんちゃんを散歩させます。
社会的な側面から見た犬の表現
- 유기견 (ユギギョン): 遺棄犬、捨て犬
- 보호소 (ポホソ): 保護所、シェルター
- 입양하다 (イビャンハダ): (里親として)引き取る、養子にする
- 가정견 (カジョンギョン): 家庭犬
- 애견 카페 (エギョン カペ): ドッグカフェ
- 동물병원 (トンムルピョンウォン): 動物病院
例文: 유기견 보호소에서 봉사활동을 하고 있어요.
(ユギギョン ポホソエソ ポンサファルトンウル ハゴ イッソヨ)
訳:捨て犬の保護所でボランティア活動をしています。
例文: 요즘은 펫샵 대신 유기견을 입양하는 사람들이 늘고 있어요.
(ヨジュムン ペッシャプ テシン ユギギョヌル イビャンハヌン サラムドゥリ ヌルゴ イッソヨ)
訳:最近はペットショップの代わりに捨て犬を引き取る人々が増えています。
【要注意】悪口やスラングとしての「개」の使い方

言葉の持つもう一つの顔。侮辱表現としての「개」
ここまではポジティブな文脈での「犬」の表現を見てきましたが、韓国語の「개」には非常に強いネガティブな意味合いもあり、これを知らないと大きな誤解を招く可能性があります。使い方には十分な注意が必要です。
人を罵る時に使われる「개」
韓国語で「개」は、人を侮辱したり、罵ったりする際に使われる代表的な悪口(욕설/ヨクソル)の一つです。特に「개새끼(ケセッキ)」という言葉は「犬の子」と直訳できますが、日本語の「この野郎」「畜生」以上に強い侮辱の意味を持つ、非常に汚い言葉です。ドラマや映画で耳にすることがあっても、絶対に現実で使ってはいけません。
また、単独で「개」を名詞の前に付けて「개같은 놈(ケガトゥン ノム / 犬みたいな奴)」のように言うこともあり、これも相手を著しく見下した表現になります。
⚠️ 使用厳禁の表現
これらの表現は相手を深く傷つけ、深刻なトラブルの原因となります。知識として知っておくことは重要ですが、いかなる状況でも絶対に使用しないでください。
強調表現としての「개」:「めっちゃ」の意味に?
近年、若者の間で「개」が、悪口としてではなく、「すごく」「めっちゃ」という強調の意味で使われることが増えています。これは本来のネガティブな意味が薄れ、スラングとして定着しつつある用法です。
- 개웃겨 (ケウッキョ): めっちゃウケる
- 개좋아 (ケチョア): めっちゃ好き
- 개꿀 (ケックル): めっちゃ美味しい、めっちゃラッキー(直訳:犬の蜜)
- 개이득 (ケイドゥク): めっちゃお得
このように、形容詞や名詞の前に「개」を付けることで、その度合いを強調します。非常にカジュアルな表現なので、親しい友人間での会話やネット上で使われるのが主で、目上の人やフォーマルな場では不適切です。
スラング「개」を使った会話例
A: 어제 본 영화 어땠어? (オジェ ポン ヨンファ オッテッソ? / 昨日観た映画どうだった?)
B: 와, 진짜 개재밌었어! 꼭 봐!
(ワ, チンチャ ケジェミッソッソ! ッコク ポァ!)
訳:うわ、マジでめっちゃ面白かった!絶対観て!
誤解を招かないための注意点と文化的背景
「개」という一語が、動物の「犬」を指す中立的な意味、非常に強い侮辱、そして「めっちゃ」というカジュアルな強調、という3つの全く異なる顔を持つことを理解しておくことが重要です。
なぜ「犬」が侮辱の言葉になったのかについては諸説ありますが、歴史的に犬の地位が低かった時代の影響などが考えられます。しかし、現代の韓国ではペット文化が成熟し、多くの人が犬を「반려견(伴侶犬)」として家族同様に愛しています。
だからこそ、文脈の判断が非常に重要になります。特に韓国語学習者の方は、誤解を避けるためにも、自分の愛犬や他人のペットについて話す際は、侮辱の意味を全く含まない「강아지」を積極的に使うことを強くお勧めします。
実践してみよう!愛犬について話すための韓国語フレーズ集
これまでに学んだ単語を使って、実際に愛犬について話す練習をしてみましょう。様々なシチュエーションで使えるフレーズを会話形式でご紹介します。
自己紹介で愛犬を話すフレーズ
A: 안녕하세요, 다나카라고 합니다. 취미는 영화 감상입니다. 그리고 집에서 강아지를 한 마리 키우고 있어요.
(アンニョンハセヨ, タナカ라고 ハムニダ. チュィミヌン ヨンファ カムサンイムニダ. クリゴ チベソ カンアジルル ハン マリ キウゴ イッソヨ)
訳:こんにちは、田中と申します。趣味は映画鑑賞です。そして、家でわんちゃんを1匹飼っています。
B: 어머, 그러세요? 어떤 강아지예요?
(オモ, クロセヨ? オットン カンアジエヨ?)
訳:あら、そうなんですか?どんなわんちゃんですか?
A: 세 살 된 시바견이에요. 이름은 ‘하루’라고 해요.
(セ サル トェン シバギョニエヨ. イルムン ‘ハル’ラゴ ヘヨ)
訳:3歳の柴犬です。名前は「ハル」と言います。
犬の性格や特徴を説明するフレーズ
A: 하루는 성격이 어때요?
(ハルヌン ソンキョギ オッテヨ?)
訳:ハルは性格がどうですか?
B: 아주 활발하고 사람을 잘 따라요. 그런데 겁이 좀 많아서 다른 강아지를 보면 짖을 때도 있어요.
(アジュ ファルバルハゴ サラムル チャル ッタラヨ. クロンデ コビ チョム マナソ タルン カンアジルル ポミョン チジュル ッテド イッソヨ)
訳:とても活発で人懐っこいです。でも、少し臆病なので他のわんちゃんを見ると吠える時もあります。
A: 그렇군요. 우리 강아지는 완전 ‘먹보’라서 간식만 보면 정신을 못 차려요.
(クロクニョ. ウリ カンアジヌン ワンジョン ‘モクポ’ラソ カンシンマン ポミョン チョンシヌル モッ チャリョヨ)
訳:そうなんですね。うちのわんちゃんは完全な「食いしん坊」で、おやつを見ると夢中になっちゃいます。
ドッグカフェや公園で使える会話フレーズ
A: (강아지를 보며) 와, 강아지 너무 귀엽네요! 몇 살이에요?
(ワ, カンアジ ノム クィヨムネヨ! ミョッ サリエヨ?)
訳:(わんちゃんを見ながら)わあ、わんちゃん、すっごく可愛いですね!何歳ですか?
B: 감사합니다. 이제 막 한 살 됐어요. 이 아이도 만져봐도 괜찮아요.
(カムサハムニダ. イジェ マク ハン サル テッソヨ. イ アイド マンジョブァド ケンチャナヨ)
訳:ありがとうございます。ちょうど1歳になったばかりです。この子も、触ってみても大丈夫ですよ。
A: 정말요? 이름이 뭐예요? (강아지를 쓰다듬으며) 안녕?
(チョンマルリョ? イルミ ムォエヨ? (カンアジルル ススダドゥミョ) アンニョン?)
訳:本当ですか?お名前は何ですか?(わんちゃんを撫でながら)こんにちは〜
B: ‘콩이’예요. 사람이 좋아서 꼬리를 계속 흔드네요.
(‘コンイ’エヨ. サラミ チョアソ ッコリルル ケソク フンドゥネヨ)
訳:「コンイ(豆)」です。人が好きで、しきりにしっぽを振ってますね。
まとめ:TPOに合わせて韓国語の「犬」表現を使いこなそう!
今回は、韓国語で「犬」を表す様々な表現について、そのニュアンスや使い分け、さらには注意点まで詳しく解説しました。
今日のポイント
- 基本は「개(客観的・総称)」と「강아지(愛情的・小型/子犬)」の使い分け。
- 愛情を表現したい時は「강아지」を使うのが最も安全で自然。
- 「멍멍이」「댕댕이」など、親しみを込めた表現も知っておくと会話が豊かになる。
- 「개」には強い悪口の意味と、「めっちゃ」というスラングの意味があり、文脈判断が超重要。
言葉は文化を映す鏡です。「犬」という一つの単語にも、韓国の人々の動物への愛情の変化や、言葉遊びのセンス、そして時には激しい感情表現の側面が垣間見えます。これらの多様な表現を理解し、状況に合わせて適切に使い分けることができれば、あなたの韓国語はより自然で、表現力豊かなものになるでしょう。ぜひ今日から、愛犬との日常やドラマのワンシーンで、これらの言葉を意識して使ってみてくださいね!