韓国語の勉強をしている皆さんならご存じの「회식(会食)=飲み会」。最近の韓国では、週末ではなく、平日にするんだとか。それも「木曜日」が多いとのこと。
そんな韓国の飲み会事情を覗いてみましょう。
最近の韓国の飲み会は木曜日!
週末は家族の時間
なぜ木曜日が多いのかといえば、週末は家族と過ごすための時間としての認識となってきているからのようです。
だから、上司が金曜日に「会食するぞ!」というと、その上司はちょっと常識がない!?と思われるようですよ。
これは私が聞いたほとんどの韓国人がそう言っていたのです。すべての会社がそういうわけではないようですが、「週末は家族と過ごす」という雰囲気はいいのではないでしょうか?
それから、韓国では金曜日のことを「불금(火の金曜日)」と数年前言っていました。日本では「花金」なんていう言葉がありましたが、やはり週末は休みということで「楽しみだ」ということですね。
週末の特別感の薄れ
しかし最近は、シフト制の仕事も少なくなく週末という感覚は薄れてきているのかもしれません。
つまり、忙しい時代と言い換えることができてしまい、自ら追い詰めてしまうことも少なくないようです。そう考えると、週末に飲み会をしないことはいい傾向と言えるのではないでしょうか?
世界から見ても、日本と韓国は仕事量が多い。残業が多い。として有名です。裏を返せば、まじめと言えるでしょう。
しかし余裕があってこそ仕事ってはかどるような気がします。家族との時間や自分の時間、時間を有効活用することが大事だといえるかもしれません。
飲み会を木曜日にする、平日にするのはそういう観点からみれば、いいのかもしれませんね。
木曜日の飲み会
飲み会と韓国の縦社会
とは言え、平日に飲みに行くということは、つらい場合もありますよね。飲み過ぎてしまい二日酔いになってしまったら、仕事がはかどりません。
これは個人的な問題も十分含んでいますが、韓国ではやはりまだまだ縦社会です。
縦社会のいいところも悪いところも、もちろんあります。しかしそこにうまく横社会が加われば、もっといい社会が作れるのではないかと思います。
例えば飲み会の席では、飲みすぎないような配慮をするとかですかね。これは、個人が気を付ければいい部分でもありますが、上司や先輩が飲ませすぎないなどでもいいのではないでしょうか?
コミュニケーションの場として活用
ご存知だとは思いますが、飲む席だったり気を使いすぎない席であれば、ポロッと本音が見えてきたりします。そこに、いいアイデアだったり改善策があることも多いのです。
コミュニケーションをとるという意味での飲み会にはいいこともたくさんあるんですよね。お酒を飲む飲まないではなく、コミュニケーションの場として活用できるならいいのではないでしょうか?
もしかすると、韓国の飲み会文化も近いうちに変わってくるのかもしれませんね。
時代の流れが早い昨今、情報に振り回されず、自分にとって何がいいのか見極めることや、昔ながらの伝統文化も大切にしつつ、これからの時代を楽しむことがいいのかもしれません。
魔法を使えるなら…
会話
가: 혹시 마법을 쓸 수 있으면 무엇을 해보고 싶어?
もし、魔法を使えるなら何をしてみたい?
나: 글쎄…
さあ。。。
가: 나는 미래에 가 보고 싶네.
私は未来に行ってみたいね!