愛される釜山の方言

    1. 韓国語発音

    釜山を舞台に作られた数々の映画やドラマがヒットして、釜山の方言をマネする人が増えました。

    テレビでも釜山出身の芸能人が釜山の方言で番組を盛り上げるなど、みんなから愛されている釜山の方言です。

    そんな釜山の方言にはどんな魅力があるでしょうか。

    愛される釜山の方言

    釜山の方言のイントネーション

    ソウル出身の男の人たちが一番可愛いと思う方言が釜山の方言だということ、ご存知ですか?

    特に、年下の女の子から“(オ)(パ)(ヤ)~(お(おにい)兄ちゃん~)”と呼んでもらいたいと思う人が多いよう。

    釜山出身である私は“(オ)(パ)(ヤ)~(お(おにい)兄ちゃん~)”を頼まれることがしょっちゅうありました。

    (オ)(パ) (お(おにい)兄ちゃん)”と呼ぶだけの標準語と違って、少し愛嬌のある声とイントネーションで“(オ)(パ)(ヤ)~(お(おにい)兄ちゃん~)”と呼ばれるとよりかわいく見えるそうです。

    釜山方言への日本の影響

    この“(オ)(パ)(ヤ)~(お(おにい)兄ちゃん~)”のイントネーションもそうですが、釜山の方言が日本語の影響をかなり受けている方言でもあります。

    (オ)(パ)<<(ヤ)~(お(おにい)兄ちゃん~)”以外にはイントネーションだけでなく、日本語の言葉がそのまま釜山で使われている場合もたくさんあります。

    釜山方言・日本語標準語釜山方言・日本語標準語
    (ダ)(ラ)(イ) 盥(バ)(ケ)(ス) バケツ(ス)(メ)(キ)(リ) 爪切り

    (ホ)(チ)キ)(ス) ホチキス

    (ワ)(リ)(バ)(シ) 割り箸

    (ダ)(カン) たくあん

    (オ)(ボン) お盆・トレー

    (デ)(ヤ)(バ)(グ)(ニ)(ソン)(トップ)(カッ)(キ)

    (ス)(テム)(プル)(ロ)

    (ナ)(ム)(チョッ)(カ)(ラク)

    (ダン)(ム)(ジ)

    (ジェン)(バン)

    (テ)(レ)(ビ)テレビ・TV(イ)(パ)(イ)いっぱい(ダ)(マ) 電球の球

    (オ)(ラ)(イ)>オーライ

    (ダ)(マ)(ネ)(ギ) 玉ねぎ

    (オ)(デン)おでん

    (ア)(ナ)(ゴ) アナゴ

    (ティ)(ブ)(イ)(ガ)(ドゥック)(ジョン)(グ)

    (ジョ)(ア)

    (ヤン)(パ)

    (オ)(ムック)

    (ブン)(ジャン)(オ)

     これらは全部日本とほぼ同じのような意味で使われています。

    発音が韓国語で話しやすくなっているので少しの違いはありますが、本当にたくさんの日本語が釜山の方言として使われていて、大きな影響を受けたのがわかります。

    韓国にあるガラス屋根の大きな建物の入り口。

    釜山と日本を繋げる釜山港

    そして、釜山の方言は語尾に『~아이가』を付ける表現が多く使われます。

    この『~아이가』は2つの意味を持っていて、これを付けるだけでもなんとなく釜山の方言っぽく聞こえる特徴があります。

    強調する時

    (ブ)(サン) (ア)(イ)(ガ).

    (釜山だからね!)

    (ネ)(イル) (ヨ)(ヘン) (ガン)(ダ) (ア)(イ)(ガ).

    (明日旅行行くからね!)

    正しく合っているか聞く時

    (イ)(ゴ) (ア)(イ)(ガ)?

    (これじゃないの?)

    (オ)(ジェ) (ガッ)(タ) (オン) (ゴ) (ア)(イ)(ガ)?

    (昨日行って来たんじゃないの?)

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